1.東京都医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業(タイトルクリックで都のHPへ)

 

コロナ対策として、医療機関が感染拡大防止対策を行うものにつき、(無床診療所の場合)上限100万円までの実費につき、支援金が出ます。

【東京都版】感染防止等支援事業医療機関等申請マニュアル(PDF:2,933KB)

これは、既に購入したものを含め、本年4/1~来年3/31までの間に、感染防止対策として購入もしくは支払うものをリストアップ、費用概算を都に請求。その概算に基づいて都から支援金が振り込まれます。

今年度終了後、領収書等添付にて確定の支払報告を都に行います。(あらかじめ受け取った支援金より実際の支払いが少なければ返還します)

支援金として請求可能な項目は大きく下記のものとなります。

○賃金・報酬:感染防止対策を実施する者を新規に雇用した際の賃金 等
○謝金:感染拡大防止の勉強会を実施するための講師謝金 等
○会議費:感染拡大防止の勉強会のための会場費 等
○旅費:感染拡大防止のための医師派遣にかかる旅費 等
○需要費:消耗品(マスクや消毒用アルコール、個人防護具等の購入)費 等
○役務費:職員の感染に係る保険料 等
○委託料:施設内の清掃委託、洗濯委託、消毒委託、検査委託、感染性廃棄物処理委託、レ
イアウト変更のための委託費用 等
○使用料及び賃借療:寝具リース料 等
○備品購入費:HEPAフィルター付き空気清浄機の購入費 等
※例示であり、これに限られるものではありません。

上記以上の具体的な例示はされていませんが、感染防止のもとで要した費用は大抵のものが認められます。

また、これまで通りの通常業務に用いるものと、新型コロナ対策として用いるものの線引きが難しいので、該当の全てを請求してかまわないとの事。

例)感染性廃棄物処理に係る費用、手指消毒液の購入、使い捨てマスクやガウン、グローブ等の購入、など

これらを踏まえ、100万円の支援金の枠を最大限活用してあげて下さい。

 

 

支援金請求方法

前述の通り、概算で申請をします。

都のHPより申請フォーム(Excel)をDLします。

マクロが設定されているので、マクロを全て承認して開いて下さい。

基本情報の入力と購入・支払い予定金額を大区分ごとに入力。

基本情報欄に必要な医療機関番号は、レセプト等に記載されている7桁の先頭に都道府県番号等を加えた10桁のものを入力します。(医療機関向けマニュアル参照)

入力が終わったら、申請用のファイルを書き出して、オンライン請求の画面よりアップロードします。

本年11月30日が最終申請締め切りとなるので、それまでに申請を行って下さい。

申請は一度きりです。想定しうるものを残さず申請して下さい。

なお、一応、項目の審査があります。場合によっては却下されるものもあります。

以上から、申請額100万円に到達していても、すこし余分にリストアップしておく方が良いと思われます。

 

 

株式会社メディカルマネジメントサポート